動物愛は人間愛に繋がっていた
- 2017/02/13
- 19:45

私は、突き詰めて考えると
この世に生まれてきて、やらなきゃいけないことは
「死ぬまで精一杯生きること」だけだろうと思ってます。
数十年の人生というものは
これまでこの世に存在した人間の数だけ種類があって
同じものが一つとない・・・というのはなんとも素敵だなぁと思います。
みんな生まれて生きて死んで行く。
動物も人間も・・・命あるものは皆同じです。
他の生き物と違う点は
人間は、「ただ生きる」のみならず
そこにいろんなエッセンスを加えていく事ができます。
発達した感情や思考がシンプルな「生」に彩を加えてくれます。
「こう生きたい」とか「こんな体験をしてこんな感情を味わいたい」とかいう風に
いろんな欲求がシンプルな「生」を賑やかに華やかに
そしてオリジナリティー溢れるものにしてくれます。
だからこそ人は悩んだり迷ったり、笑ったり喜んだりもするのですけどね。
先日
「人と動物の未来を創るネットワーク会議」主催のパネルディスカッションに参加させていただいてきました。
今回はとくに「ペット」と呼ばれる犬や猫と人間との関わり方についてのお話でしたが
これは「ひどい扱いをされる犬や猫が可哀想」という単純なお話ではなく
最終的に「人の生き方や在り方」に繋がっていくものでした。
それぞれが命を自然な形で全うできたら良いなと思うのです。
人間も動物も。
どんな劣悪な環境であろうと
犬や猫は「生きるため」だけに必死です。
与えられた環境がどんなものであろうと
ただ「生きること」それだけを全うしようとしています。
それが命を与えられたものとしての自然な姿だし
とてもシンプルなことです。
そこに人間の身勝手な事情だけで
理由なく処分するというループが入り込む現状が
なくなる事を願うのです。
私は野良猫を保護して今、一緒に暮らしているのもあって
意識は特に「犬や猫」にだけ向いています。
だから、その部分だけについて書いています。
取り上げればキリがない問題です。
動物と人間との共生というテーマ。
生まれた以上、必死に「生」を全うしようとしているものの邪魔をしたくない。
なぜなら、そのシンプルな姿が単に美しく感じるからです。
「可哀想」という理由ではなく、これが私の動物愛のもとなんだろうな~と思います。
そして、全ての人に対しても同じように感じているのかもしれないと思いました。
精一杯自分の人生を全うできたらいいな。
もちろん、自分自身に対しても。
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