サロンオープンへの道 ①
- 2017/03/29
- 11:30

2016年11月
当時、本格的に「占い」のお仕事を始めてからずっと心にひっかかるものがありました。
ある占い館での経験から、そしてその後のフリーでのお仕事の中で常に感じていたことです。
それは、「このお仕事はもっとプライバシーを大切にできる空間でやらなければいけないんじゃないかな」という想いでした。
ご相談の内容は様々です。
近しい人であればある程、話しにくい内容も多くあります。
にも関わらず、当時セッションで使っていた場所は決して「プライバシーが守られている状態」ではありませんでした。
お話の内容は周囲にダダ漏れです。
知らない人とは言え、「多少周囲を気にしながら」のセッションというものに私自身とても不自由を感じていました。
「完全にプライバシーが守られて、どんな内容であれ思い切ってお話していただける空間を作りたい」
お客様の為にもそういう場所を作りたいと強く思いました。
居心地よく、なんの囚われもなくリラックスして心の内を表に出せる空間。
そういう場所をネットでも色々検索してみたのですが、しっくりくるところを見つけることはできませんでした。
そこで「よし!自分で作っちゃおう!」と決意したのが2016年11月末。
ものすごい長いキャリアがあるわけでもない私にとっては大きな挑戦です。
「いずれは個人のサロンを持ちたい」というのはこの業界でもよく聞きます。
「そのいずれっていつ?」と私はいつも思っているのですが。。
きっと「サロンを構えても安定してやっていける目処がついたら」という事でしょう。
私も、当然のようにそう思っていました。
しばし、優先順位を考えてみました。
そして、「セッションに来て下さる方に少しでも早く快適で素敵な場所をご用意したい」という想いを優先し、
「まずはそういう空間を創る事から始めよう」と思い切って順序を逆にしてしまうことにしました。
そう決めたのが2016年の11月末。
「プライバシーが守られるサロンを作ろう」
そう決めると
さて、場所はどこにしようか。。
準備資金はどれくらい必要なのか。。
現実的な課題がどんどん目の前に出てきました。
まず、場所に関しては2つの選択肢で迷っていました。
時々セッションでお借りしているカフェのあるとても気に入っている地域、もしくは大阪(中心)周辺。
どこかを借りることになるのですが、地域によって大きくかかる費用が変わってきます。
来て下さるお客様も大きく変わるだろうと思われます。
そこで、今後どういう人たちのセッションをしていきたいのかということを冷静に考える必要が出てきました。
私は「セッション」を通して何をしたいのか?何を得たいのか?
2つの場所のメリット・デメリットも考慮しつつあれこれ考える日々。
そんな折、
セッションで時々使わせていただいている地元のカフェの「BONTE」さんに、その日もお仕事で伺っていました。
いつもの様に、オーナーさんとたわいのないお話をしていると突然オーナーさんが
「ここの2階にお部屋があって、今は物置になってるんだけど片付けて貸し出そうかと思ってるの」という言葉が・・・!
これは渡りに船?!
そこで私は「私がお借りしてもいいですか?」と即伺ってみると「どうぞどうぞ」という有難いお返事が。。
こうして、「サロンを作ろう!」と決意して1週間ほどであっさり場所が決まったのでした。
続く
スポンサーサイト