サロンオープンへの道③
- 2017/03/31
- 09:10
サロンオープンへの道②はこちら
まず最初は、壁紙とカーペットの色を決めるところからでした。
大阪にある大きなショールームに友人と行き、あれこれ物色。
もう、、種類が多すぎて決められません。
気が遠くなりながらも、気に入った壁紙とカーペットのサンプルを数点もらいました。
せっかくなので普通の家ではちょっと使いにくいものにしようと決めていました。
非日常もテーマの一つです。
持ち帰ったサンプルを前に、またオーナーさんと作戦会議。
プロの視点から
「こうしたら綺麗ちゃう?」とか「こんなんも合いそう」といろんなアドバイスを頂きながら、更に迷い続けました。
壁紙って影響力大きいだろうから、決めるのにとても慎重になっていました。
これ決めるのに1ヶ月くらいかかったかもしれません。
正直、自分で決める事を放棄したいと・・・途中逃げたい気分でいっぱいでした。
「全部決めてもらえないかな~」とか・・笑
しかし、自分のお店の事です。
いくらサポートはしてもらえても、最終決定するのは私1人でしないといけません。
この時、「これからはこんな風に‘自分が決めていかない行けないことの連続なんだろうな’」と当然の事を実感しました。
1人でやるというのはそういう事ですよね。
その過程にはいろんな方々のご協力があったりすると思うのですが、
最終的には自分で考え、自分で決め、自分でその結果を受け取る。
どれほどの優柔不断ぶりと独りツッコミつつ、壁紙2種類とカーペットの色を選びました。

あと必要なものはテーブルと椅子、そして知り合いの創るアクセサリーを取り扱わせて頂こうと思っていたので
それを置く大きめのチェストです。
ある時、それらの家具をどういうテイストにするかを悩んでいると、
オーナーさんが私の保存していた色々なインテリアの写真を見て「ここ好きと思うから家具見に行ってきたら?」
と教えてくださったお店に行ってみることにしました。
そこはヨーロピアンアンティークの家具や雑貨を扱うお店でした。

それはそれは素敵なお店でした。
いるだけで幸せな気分になる・・・私の好みが詰まっていました。
それまで私はどちらかというと「アメリカ」っぽいテイストが好きだと思っていたのですが
「ヨーロピアンアンティークが好きなのか」と意外な発見をしました。
しかしです。
ヨーロピアンアンティークの家具ってとんでもないお値段です。
すごく素敵だけど「これは手が出ないな・・・」という現実。
妥協して普通のにしようか・・・迷いました。
でも、「できる限り妥協はしたくない」と決めていたのでどうしたものかと考えていました。
そこであることを思い出しました。
「知り合いに古材を使った家具を創る人がいる!」
早速、彼に連絡を取りチェストのイメージ画像を見てもらいました。
彼は「アメリカンビンテージ」なテイストの家具を創る人です。
まったく違うテイストの家具をお願いするという無茶ぶりでしたが、彼も快諾してくださいました。
完全オーダーなので大きさもすべて自分で決めることができます。
残るはテーブルと椅子です。
テーブルセットも、もちろん良いお値段です。
限られた予算の中でどうするか・・・とりあえず安いセットを買って後に買い換えようかとも思いました。
でも、お客様が使う椅子とテーブルこそ良いものを用意したいという気持ちもあり、なかなか決められません。
そこへ、「使っていないテーブルセットがあるからよかったら使いませんか?」というお話が舞い込んできました。
ヨーロピアンテイストかアジアンテイストかよくかわらない、かなり使い込まれた立派なダイニングセットでした。
天板が手彫りで凝った作りのもので、私は一目で気に入ってしまいました。
そしてありがたく、それを譲り受ける事になりました。
これで、最低限必要なものは揃いました。
あとは備品です。
センスが問われるのは備品の使い方かもしれません。
私がもっとも恐れる苦手な分野です。
まずは照明器具。
普通のだと、つまんないしちょっと綺麗なシャンデリアにしようとネットであれこれ物色。
私が選んだものはシンプルなシャンデリアでした。
そこへオーナーさんが「こんなんも可愛いんちゃう?」と見せてきたのがびっくりするようなカラフルなもの。
一瞬迷いました。
私一人なら完全にスルーしていたものです。
でも私は自分の趣味はさておき、素敵なものを創りたい。
ここはあえてオーナーさんのセンスを信頼し、冒険してみようと思いました。
そして、届いた現物を見て感動しました。
「なんて可愛い~!」
これにして良かったと心から思いました。

サロンの一番のポイントになりそうなシャンデリアが揃いました。
続く
まず最初は、壁紙とカーペットの色を決めるところからでした。
大阪にある大きなショールームに友人と行き、あれこれ物色。
もう、、種類が多すぎて決められません。
気が遠くなりながらも、気に入った壁紙とカーペットのサンプルを数点もらいました。
せっかくなので普通の家ではちょっと使いにくいものにしようと決めていました。
非日常もテーマの一つです。
持ち帰ったサンプルを前に、またオーナーさんと作戦会議。
プロの視点から
「こうしたら綺麗ちゃう?」とか「こんなんも合いそう」といろんなアドバイスを頂きながら、更に迷い続けました。
壁紙って影響力大きいだろうから、決めるのにとても慎重になっていました。
これ決めるのに1ヶ月くらいかかったかもしれません。
正直、自分で決める事を放棄したいと・・・途中逃げたい気分でいっぱいでした。
「全部決めてもらえないかな~」とか・・笑
しかし、自分のお店の事です。
いくらサポートはしてもらえても、最終決定するのは私1人でしないといけません。
この時、「これからはこんな風に‘自分が決めていかない行けないことの連続なんだろうな’」と当然の事を実感しました。
1人でやるというのはそういう事ですよね。
その過程にはいろんな方々のご協力があったりすると思うのですが、
最終的には自分で考え、自分で決め、自分でその結果を受け取る。
どれほどの優柔不断ぶりと独りツッコミつつ、壁紙2種類とカーペットの色を選びました。

あと必要なものはテーブルと椅子、そして知り合いの創るアクセサリーを取り扱わせて頂こうと思っていたので
それを置く大きめのチェストです。
ある時、それらの家具をどういうテイストにするかを悩んでいると、
オーナーさんが私の保存していた色々なインテリアの写真を見て「ここ好きと思うから家具見に行ってきたら?」
と教えてくださったお店に行ってみることにしました。
そこはヨーロピアンアンティークの家具や雑貨を扱うお店でした。

それはそれは素敵なお店でした。
いるだけで幸せな気分になる・・・私の好みが詰まっていました。
それまで私はどちらかというと「アメリカ」っぽいテイストが好きだと思っていたのですが
「ヨーロピアンアンティークが好きなのか」と意外な発見をしました。
しかしです。
ヨーロピアンアンティークの家具ってとんでもないお値段です。
すごく素敵だけど「これは手が出ないな・・・」という現実。
妥協して普通のにしようか・・・迷いました。
でも、「できる限り妥協はしたくない」と決めていたのでどうしたものかと考えていました。
そこであることを思い出しました。
「知り合いに古材を使った家具を創る人がいる!」
早速、彼に連絡を取りチェストのイメージ画像を見てもらいました。
彼は「アメリカンビンテージ」なテイストの家具を創る人です。
まったく違うテイストの家具をお願いするという無茶ぶりでしたが、彼も快諾してくださいました。
完全オーダーなので大きさもすべて自分で決めることができます。
残るはテーブルと椅子です。
テーブルセットも、もちろん良いお値段です。
限られた予算の中でどうするか・・・とりあえず安いセットを買って後に買い換えようかとも思いました。
でも、お客様が使う椅子とテーブルこそ良いものを用意したいという気持ちもあり、なかなか決められません。
そこへ、「使っていないテーブルセットがあるからよかったら使いませんか?」というお話が舞い込んできました。
ヨーロピアンテイストかアジアンテイストかよくかわらない、かなり使い込まれた立派なダイニングセットでした。
天板が手彫りで凝った作りのもので、私は一目で気に入ってしまいました。
そしてありがたく、それを譲り受ける事になりました。
これで、最低限必要なものは揃いました。
あとは備品です。
センスが問われるのは備品の使い方かもしれません。
私がもっとも恐れる苦手な分野です。
まずは照明器具。
普通のだと、つまんないしちょっと綺麗なシャンデリアにしようとネットであれこれ物色。
私が選んだものはシンプルなシャンデリアでした。
そこへオーナーさんが「こんなんも可愛いんちゃう?」と見せてきたのがびっくりするようなカラフルなもの。
一瞬迷いました。
私一人なら完全にスルーしていたものです。
でも私は自分の趣味はさておき、素敵なものを創りたい。
ここはあえてオーナーさんのセンスを信頼し、冒険してみようと思いました。
そして、届いた現物を見て感動しました。
「なんて可愛い~!」
これにして良かったと心から思いました。

サロンの一番のポイントになりそうなシャンデリアが揃いました。
続く
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